浮気・不倫
2017年01月19日
梅毒に感染して浮気発覚!性病で相手の浮気に気づいた時の対処法

感染後、放置しておくと命の危険もあると言われていた性病が「梅毒」です。今、この梅毒の感染者が増えていると言われています。感染から自覚症状が出る間にも、別の人に感染をさせてしまうかもしれない危険な病気「梅毒」。パートナーからうつされたとなると、性病の感染のショックとともに「パートナーはどこからうつされたの?」という疑問も出てきてしまいます。梅毒という病気についての基礎知識、梅毒でパートナーの浮気に気づいた時の対処法などをまとめました。
目次
梅毒は昔流行った性病じゃない!
まずは梅毒という病気について知りましょう。
ここ10年で患者数が10倍に
梅毒の患者数は、ここ10年で約10倍に増えています。具体的には、2006年の患者数が112人(男:85、女:27)だったのですが、2015年には1044人(男:773、女:271)になっています。特に女性の患者数が急激に増えており、厚生労働省や国立感染症研究所・医師たちが注意喚起をしています。患者を年齢別に見てみると、男性は20~50歳代・女性は20~40歳代が増えています。
原因は細菌
梅毒は「梅毒トレポネーマ」という細菌が皮膚や粘膜を通じて体内に入ることで感染、発症します。感染力が強いことで知られ、感染者とコンドームを使わないセックスをしたり、オーラルセックス・アナルセックスをすることで感染します。梅毒の症状が口に出ている場合には、キスをしただけでも感染することが分かっています。
まれに母子感染や輸血による感染がありますが、現在は検査体制が整っているため、母子感染・輸血での感染はほとんど見られなくなっています。
梅毒に感染すると、HIV(エイズウイルス)にも感染しやすくなるため、梅毒の診断を受けたら合わせてHIV検査も受けるようにしましょう。
梅毒に感染するとどんな症状が出る?
梅毒に感染すると、4期に分かれた症状があらわれますが、自覚症状がない場合もあるので、感染に気づくのが遅れる場合もあります。
第1期
感染から約3週間後にあらわれる症状としては、感染した部位(性器・口・肛門・手や指)の皮膚・粘膜に痛みのないしこりができます。しこりは軟骨ほどの硬さで小豆から人差し指の先くらいの大きさになり、時間が経つと中心部が硬く盛り上がります。また、太ももの付け根部分(リンパ節)が腫れますが、こちらも痛みはありません。第1期の症状は放置しておいても2~3週間で消えてしまいます。
第2期
病原菌が血液に乗り全身に広がることで、感染から約3ヵ月後に新たな症状が出ます。梅毒の特徴的な症状としてピンク色の円形のあざが体の中心線をメインに、顔・手足にできます。赤茶色で盛り上がりのあるブツブツが小豆からえんどう豆くらいの大きさで出ます。脱毛症状も出ます。第2期の症状は3ヶ月~3年ほど続いて自然に消え、無症状になります。
第3期
感染して3年以上が経過すると皮下組織に大きめのしこりができます。近年はここまで症状が悪化することはありません。
第4期
末期症状になると、心臓・血管・神経・目などに重い障害がでますが、こちらの症状も近年はほとんどみられません。
感染から第1期までは無症状のことが多く、知らない間に他の人に感染させてしまう可能性があります。ですが、この時期には梅毒の検査は受けることができません。感染から4週間以上経てば検査を受けられるようになります。
パートナーから梅毒が感染!その時、どうすればいいの?
自分はパートナー以外と性的な関係を持っていないのに、なぜか梅毒に感染してしまったという場合、疑われるのが「パートナーからうつされた」というケースです。パートナーが梅毒に感染していることをどのように確認すればいいのでしょうか。
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感染を正直に告白、直接相手に確かめる
自分が梅毒に感染したことが分かった時点で、パートナーに正直に言うようにしましょう。万が一、自分が先に感染していた場合には相手に映してしまう可能性があるからです。性的な接触も当分の間はできないわけですから、きちんと梅毒に感染したことを告げなければなりません。その上で、「自分にはあなた以外と性的な関係を持ったことはない」という点を主張しましょう。相手に思い当たること(=浮気や風俗の利用など)があれば、正直に言ってもらわなければなりません。
きちんと治療を受ける
自分はもちろん、パートナーにも梅毒の検査を受けてもらい、感染が判明したらきちんと治るまで治療を受ける必要があります。症状が出ていないから、と放置しておくとまた別の誰かに感染させてしまう可能性が高くなります。この時点で、パートナーが浮気を認めていない場合でも、治療だけはきちんとしておくようにしましょう。
今後のことについて話し合う
2人の間に性病を持ち込んだことについて、や2人の将来について話し合うことも大切です。相手が浮気を認めている場合には、話が進めやすいかもしれませんがまだ浮気を認めない場合には、浮気の証拠を集めてみるのもいいかもしれません。もし、2人の関係を続けていくという結論を出すのであれば、再度性病が発覚した場合にはどうするのか、なども決めておくとよいでしょう。
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